エトアリスト

レヴィ = オールドマン Levi = Oldman ♂ CV:佐山裕亮

エトアリストに配属された新人。
エトアールの判断を信じているし、それがない世界を経験していない。
しかしイディア組織と言葉を交わすうちにエトアールの存在に疑問を抱くようになる。
優柔不断で決断力に欠ける部分がある。
銃の腕はピカイチ。

VOICE「他人に期待するってことはさ、自分が何かしらの見返りを期待してるってことだろ? 他人に期待するから何もしなかったり、期待と違うことが起こると腹が立ったり落ち込む。だから俺は期待なんてしないでいようって、そう思うんだ。態度や言葉でわめくのってさ、正直みっともないから」

ソフィア = グッドウィン Sophia = Goodwin ♀ CV:真中ゆき

エトアリストのボス。
常に冷静な判断ができ、上層部からの信用は絶大。
規則にこだわる故に、人の意見を潰すことが少なくない。
イディアのエイローズは必ずこの手で殺すと誓っている。

VOICE「人格というのは何によって創られると思う? 繰り返すことだよ。繰り返し行われる行為、その習慣が人の人格を作る。悪人は皆生まれながらにして悪なのか、私はそうは思わない。悪になる人は、その人生、習慣の中で悪となる要素を取り入れた。いやなに、性善説を唱えるつもりはない、だが性悪説は受け入れがたいと、そう思っているだけなんだ」

リズ = レドモンド Liz = Redmond ♀ CV:壱屋うい

エトアリストの一員。
お調子者で馬鹿だが、自分を拾ってくれたソフィアに絶大な信頼を寄せている。
ソフィアに近づく奴は死ねばいいと思っている。
いつもチュッパチャップスが口の中にある。

VOICE「優しい人はさぁ、心が綺麗だとか思ってる? 違うよ。どす黒かったり、嫉妬で歪んでたり、欲にまみれてたり。ドロドロのぐちゃぐちゃを隠してるだけなんだって。隠して、綺麗な部分だけ見せてほら私綺麗でしょって。だから愛してって言いただけけなんだ」

シドニー = マッキンレー Sidney = McKinlay ♀ CV:上社小文

エトアリストの一員。
エトアリストたちが殺したイディアたちを解体して調べる研究者。
ヘビースモーカーで、いつでもやる気がない。
また同性愛者で、恋人はコーヒーショップの店長イレーナ。

VOICE「おしゃべりな人は好きよ。あたしもおしゃべりだから。君も? よかった。話さずにはいられないのよね、全てを。口から水がこぼれるみたいに喋っちゃう。黙ってるなんて無理よ。口が硬い人って嫌い。だってあの人たちが口を開くとき、伝えられる言葉はいつも正しいから」


デイジー = ウィルコックス Daisy = Wilcox ♀ CV:みゅう

エトアリストの一員。
口が悪くすぐに手が出る問題児。
三度の飯より喧嘩が好きで、ところかまわず暴言と暴行をしまくる。
エトアールを信じているというより、生きていればそれでいいと思っている。

VOICE「拳をこぶしで制して何が悪い。悪を悪で埋めて誰に迷惑がかかるってんだ? 不条理、不道徳上等じゃねーか。賢者じゃねーんだ残念ながら、マリア様がイイってなら帰って糞でもして寝ろクソガキ。まぁ、お前が明日息してればの話だがよ」


ランスロット = ボイス Lancelot = Boyce ♂ CV:らっど。

エトアリストの一員。
人が死ぬ間際、どれだけ美しくあれるかにしか興味がない。
本当は死体を解体する研究員が希望。
生身の人間にあまり興味がない。

VOICE「その借りものは素敵だね。服も、顔も、その生き様も、まるで誰かのまねごと。君の誇りとも言える熱い情熱ですら、もしかしたら誰かの借り物なのかな? 謙遜しなくていいよ、君は模倣が得意なんだ。いいじゃないか、猿真似で。でも、もし君の全てが借り物なのだとしたら、果たしてソレは君と言えるのだろうか」

一般でない市民

イレーナ = クィンシー Ilyena = Quincy ♀ CV:

エトアリストたちのビルの一階にあるカフェ「エグゼイル」の店長。
同性愛者で恋人はシドニー 。
恋人を殺し続けてしまう心の病の持ち主。

VOICE「足りない頭で考えなさい。お金を地面にばらまいて、いったい誰が幸せになるって言うの? 一時しのぎにはなるでしょうね。でも、いつまで続くかしら。結局のところ、根幹をどうにかしないと腐った木は腐ったまま。その場しのぎで手を差し伸べたら、誰かは幸せになるでしょうけど、それが貴方の目指す未来なの?」


ナタリー = マクミラン Natalie = MacMillan ♀ CV:春風湊

エトアリストたちのビルの一階にあるカフェ「エグゼイル」の定員。
穏やかで滅多なことでは怒らない。
自分の妹だと信じている病気がちのマリアンヌのためにお金を貯めなくてはいけない。



VOICE「あたしを話の種にしてお酒を飲んでくれているなんて光栄です。だってこの世で一番不幸なことは、話の種にもならないこと。そうでしょう? 話の話題に上がらないのは、それだけ他人が自分に興味を示していないということですよね。その点、あたしは幸せです」


マリアンヌ = カーディフMarianne = Cardiff ♀ CV:

聖マリア女学院の2年生。
病気がちで、よく学校を休んでいる。
何故かナタリーという他人に妹だと思い込まれており、それを怖がっている。

VOICE「そんなに自分を否定しなくてもいいんじゃないでしょうか? コンプレックスって誰にでもあるものだと思うんです。それは自分が本当の自分を見つけるために用意された神様からの試練で、目をそらしたら、本当の自分を見つめなければ、楽ですよ? でもそれじゃあいつまで経っても苦しくてつらい 」


ゲルダ = レッドフォード Gerda = Redford ♀ CV:あづきっさ

聖マリア女学院の1年生。
死んで干からびた父が生きていると思い込み、死人と暮らしている。
マリアンヌによく父のことを報告する。

VOICE「神様に歴史は変えることはできない。神様は権力者に過去が改ざんされることを許しているだけ。だから私は権力を持ちたい。私の父の過去が、栄光あるものであるために。無力な神に代わって私が過去を支配するんです」